スポーツ庁の有識者会議「運動部活動の地域移行に関する検討会議」では、中学校などの部活動を学校単位の活動から地域単位の活動に移行するための検討が急ピッチで進んでいる。との事。
現状を拝察すると、児童・生徒数の減少や趣味・志向の多角化、指導者である教員不足・時間外労働の問題化(先生がそのスポーツの指導が大好きであったとしても)。
その問題を、複数校合同チームや、学校外からボランティア指導者を募集して解決するという小手先ではなく、広く地域・自治体として考えるべし…。としています。
内田 良 名古屋大学大学院 教授によるとその課題は
・スポーツ指導者の確保、育成
・活動場所となるスポーツ施設の確保(学校施設、公共施設の活用を想定)
・地域のスポーツ団体なども大会に参加できるよう主催者と調整が必要
・会費や保険の負担について、それに伴う困窮家庭の支援 など
学校対抗による基づく選手たちの帰属意識や、俺が村の学校を応援団結意思の高揚などが薄れるのは寂しい気がします。
しかしながら、その運動競技や文化的活動を地域として継続させるには、課題解決に尽力せねばならぬか。経費の分担の考え方について準備を始める必要があります。